があるどんのだご流し(市口公民館)
6月25日(金)市口公民館の夏の恒例行事となる「があるどんのだごながし」が、新港大橋のそばの川沿いで行われました。があるどんとは、河童のことで、昔、旧歴の5月16日、(今年は6月25日)になると川しもへ河童がおりてきて、川を渡る人間の足をひっぱり、お尻に手をつっこみ、しりこだまをひっぱりだして、おぼれさせたそうです。人々は、おぼれないように河童のだいすきな団子を川に流して水難事故防止を願いました。この行事は、市口公民館の伝承活動として昔からずっと続けられています。昔は夏になるとこの五反田川の河口を渡る人たちが多くいたそうです。子どもたちは、「があるどん、じごを抜かないでください。」と叫びながら、川へわらでまいた団子を投げました。そして、プールや海で、水におぼれて亡くなることことがないように祈願しました。